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ビジネスマッチング事例

「ロートアイアンで草津の鉄の文化を世界に発信」

企業名 株式会社ナルディック
事業内容 ロートアイロンによるエクステリア製品のデザイン・設計・製造・販売
所在地 滋賀県草津市追分町1508番地
連絡先 TEL:077-562-3864/FAX:077-565-0265
設立 1960年9月5日
代表者 取締役社長 中村靖夫
資本金 4,000万円
従業員数 30人
URL http://www.naldic.co.jp

1980年上笠から移転された当時、森の中の工場であったが、近年、周辺に立命館大学BKCやJR南草津駅の開業、新しい道路の開通、区画整理の完成、名神高速道路草津インターの開設などで滋賀県一の開発地域として、スーパーやレストラン、住宅が立並び人々が激しく行き交う街へと大きく変貌している。

一方、工場の敷地に入ると懐かしい感じの温もりあるフェンスや門扉の鍛鉄の作品群が目に入ってくる。
ここはロートアイアン製品のデザイン・設計・製作、鉄工房を手がける今年で創立50周年を迎える株式会社ナルディックである。

中村社長は、農家に生まれ地元の高校を卒業すると同時に、家の農業が忙しい時は手伝えることから親戚が経営する地元の工場に就職。ここで鉄のモノ作りの面白さ喜びを知ったが、プレス機操作中に右手の指2本を中ほどから失うという大怪我をし、将来に不安を感じ落ち込んでしまった時、自分で会社をやらないかと社長や親から支援や励ましを受け20代の若さで「中村製作所」を設立し独立することになった。

独立後は時代が高度成長期で次々仕事が舞込み始めた。その頃、勉強会に積極的に参加、三菱総研の牧野昇氏や竹村健一氏らの講師陣と交流を深め、大いに影響を受けることになった。また、塾主催のドイツ・ハノーバー国際見本市に参加、ここで知った工作機械メーカーを訪問、最新の機械を購入するなど積極的に設備投資をして売上は順調に伸びていった。

しかし、オイルショックで大きな影響を受け下請け企業の限界を感じ、独自の製品開発の必要性を強く感じていた。下請けで便利工場に徹するか大いに悩んだが、企業も時代の変化とともに変化していかなければならないと決心し、社名も株式会社ナルディックに変更し、下請け時代に培った鉄に関するモノづくりの技術を生かし、メーカーを目指すことになった。

始めにオリジナルのエクステリア製品、門扉やフェンス、ベンチに挑戦、その後街路灯、門灯、庭園灯と製品の幅を広げ現在ではLEDを使った特殊街路灯やスペイン人デザイナーと組んで新しい製品を生み出す企業へと変貌された。

しかし下請け時代は自主性は必要なかったが、自主性が発揮できる分リスクも大きく、製品作りはできたが製品を売るのに大変苦労された。そこで東京、大阪の展示会にも積極的に出展し、取引に結び付くこともあり徐々に基盤を強化されることになった。

「今があるのは過去に設備にも相当投資したが、自分自身にも積極的に投資して、職人か技術者でしかなかった自分が、経営のノウハウがわかる経営者へと変化出来た、また、海外視察やセミナー、講演会などに積極的に参加したことが視野や人脈を広げるのに大変役立った。塾での講師の言葉で、『本業を続けるな、本業から離れるな』が一番印象深い。企業は時代・環境適応業であるとつくづく感じる。」とも話されると共に、「しかしながら、日本経済がバブル崩壊後長期に亘って混迷と激動が続き、事業経営の本質や原点が見失われがちな昨今、企業経営者にとって確かな方向性が必要になっている。経済のグローバル化が進むに従って何が起きても不思議でない時代となった。しかし、悲観したり、無策であってはならない。むしろ、これからが経営者の真の力量が問われる時代となり、わが社もどう対処すべきか問題になってくる。私は勉強会で学んだことを実践し、中途半端な経営から脱却し、企業変革ではなく夢と希望を持ち続ける創造企業を目指し、次のような新しい企業モデルを提案する」として次の3点を強調された。

(1)文化工場を創る。
天の時、地の利、人の和(工場周辺の都市化:大学の進出、新名神高速の開通など環境が一変)が整ってきた。草津地域には白鳳時代の製鉄炉遺跡(木瓜原遺跡)が存在するなど、株式会社ナルディックが目指す現代の火づくりに繋がり、人の集まる公開工場としての鍛冶屋の街づくりを展開し、広く地域社会に文化工場として発信する。

(2)この会社に勤めて良かったと思える企業づくりをする。

(3)人材育成の道場として広く社会に発信する。

この三本柱による社会貢献の出来る企業にしていくためには、企業文化がしっかりと地域文化に根付いていることが重要である。

これらの思いから、今では草津市の秋のイベントに定着した「街あかり、華あかり、夢あかり」に企画段階から参画、鍛鉄のモノづくりの実演等を通じて街の活性化に貢献されるなど、積極的な活動を展開され、また、鉄に関する知識の習得や鉄工房でのモノ作り体験ができる総合展示場の建設を計画されており、鉄の歴史と文化の発信に情熱を傾けておられる。

(文責:KIC石田)


社長 中村 靖夫 氏

社屋全景

製品写真

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